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食材や調理の仕方、歴史についてなどなど、フランス料理を日々勉強しています★by penelope★


by lovely-recipe

パリのブーランジェリー

最近寒いですね~。東京も冷たい雨が降ったり、耳が凍りそうな風邪が吹いたり。

昨日、おとといとばっちり風邪を引いてしまいました。

みなさんもお気をつけくださいね^^

先日、パリでパン屋さんを経営している日本人の方からお話を聞く機会がありました。

フランスの食卓になくてはならないパン、そして愛され続けるフランスパンや酵母のお話。

パン作りは重労働。美味しいパンには職人さんの情熱と努力が惜しみなく込められている

んだな~と感じるお話でした。

これまで、美味しいパンを気が向いたときだけに買っていた私。

でも、今回のお話を聞いて、もっとパンのことや、パンと料理のかかわりを知りたくなりました。


そんなわけで・・やっぱり実際に食べなくちゃ♪とさっそく買いに行く私なのでした・・。
# by lovely-recipe | 2010-02-12 14:00 | penelopeのこと

タルト・プロヴァンサル

タルト・プロヴァンサル_a0153103_10441940.jpg


私が一番好きな料理はタルトです♪

オリーブオイルでソテーした野菜を入れてお惣菜にしてもよし。

クリームと果物でお菓子にしてもよし。

ふちのひらひらが可愛いし、生地はサクサクしてるし、大好きです^^


このタルトは、生地はドライイーストを入れて発酵生地にして、

ガルニチュール(中身)にはオリーブオイルでソテーした玉ねぎ、ズッキーニ、パプリカが

入っています。

ズッキーニやパプリカはさっと火を通す程度ですが、玉ねぎはうまみを引き出すために

じっくりと火を通します。


牛乳で少し割った生クリームとトマトペーストをアパレイユ(タネ)にして、

そこにパルメザンをどっさり。

この玉ねぎのうまみと、パルメザンチーズで美味しさがぐーんと変わります。

パルメザンは惜しみなく!



このタルトをはじめて習ったときには、とにかく目立った調味料がないことに

驚きました。

なのに、どっしりと食べ応えがあり、しっかりとした味があるんです。

味つけというと、ついつい調味料を次々と入れていくイメージを持ってしまうのですが、

野菜の美味しさ、チーズの美味しさ、そして生クリームの美味しさ・・などなど、

素材の組み合わせだけで十分奥行きのある味ができるんだな~と思わされる一品です。


* * *

★パプリカがあまったらこちらもどうぞ^^→パプリカのコンフィチュール

★タルトの生地と種類についてはこちらへどうぞ^^→タルトのあれこれ
# by lovely-recipe | 2010-02-09 11:00 | 試作・レシピ・作ったもの

DEAN&DELUCAのお菓子

食べちゃうのがもったいないくらいかわいいです。

1 ひよこクッキー

DEAN&DELUCAのお菓子_a0153103_22375653.jpg


アイシングがとっても丁寧で、まるでおもちゃみたいなクッキー。

ちょっとへりが盛り上がってる感じがほっこりしてます。

2 きのこチョコ

「レモンのちから」の記事で、うさぎの横に写っていたきのこチョコレート。

とっても凝っていて、ひっくり返すと・・

DEAN&DELUCAのお菓子_a0153103_22401132.jpg


底にちゃんと草が生えています(笑。

3 可愛いオリーブオイル

DEAN&DELUCAのお菓子_a0153103_22404734.jpg


こんな大きさです。

DEAN&DELUCAのお菓子_a0153103_2241143.jpg



可愛い食べ物って見てるとシアワセになっちゃいます♪

でもきっといつかおなかに収まる日が・・(笑)

いつ食べようかな~と、それを考えるのもワクワクしたりして。
# by lovely-recipe | 2010-02-08 22:43 | penelopeのこと

レモンのちから。

レモンのちから。_a0153103_21243010.jpg


たまにはこんな写真で・・(笑)

ふだん、香りづけや、味のアクセントに使うレモン。どちらかというと「脇役」的な

存在で、あんまりまじまじと向き合う機会は少ないかもしれません。

(主役というと・・やっぱりレモネード・・?)

しかし、しかし。

ジャムを作る時に、必ず入れるレモン。

甘い果物の味に、さわやかな酸味を加えてくれる名立役者・・と思っていたら、それだけじゃなかった。

たとえば、ブルーベリージャムのレシピ。

だいたいのジャムは果物+お砂糖+レモン果汁でできるけれど、

実は、レモン果汁を入れないとジャム特有のとろりとした触感にならないことが判明。

レモンを入れなかったら、ジャムじゃなくて、甘いジュースになってしまうのです。


ところで、突然ですが・・みなさんは「ペクチン」という単語を聞いたことはありますか?

私もなーんとなく名前は知っていたけれど、詳しくは知らず・・。ペクチンとは、ざっくり説明すると、

果実をとろりとさせる成分。たいていの果物が持っています。

ペクチンはお砂糖や水分、酸とのバランスで、よりプルプルとした状態に変化。

だから、ジャムは果物+お砂糖+レモン果汁でできるのです。



以前、あまったリンゴ(ちょっとお疲れなリンゴ)でジャムを作ろうとおもったら、いつまで経っても

とろりと固まらないことがありました。

それもそのはず。

同じリンゴでも、熟すとペクチンは別の物質に変化してしまうのです。

逆に、早熟でもペクチンが少なく、固まらないことが判明。

ペクチンは一番たべごろの時期に一番増えるので、

今が食べごろ=ジャムの作り時!だったのです。(これを逃しちゃ美味しいジャムにならないよ~!)


ペクチンの量は果物の種類によって量が違うので、

ペクチンが少ない果物(桃やイチジク)には必須!。


酸味を加える役割だとばかり思っていたけれど、実はレモンがないとジャムって

作れない。脇役だとばかり思ってたけれど、レモンはとっても名脇役なのでした~。


そういえば・・

レモンって和食にも使うけど、フレンチにもイタリアンにもタイ料理にも使いますよね。

アメリカ西海岸のシーフードにも出てくるし、アフリカ料理にも使われてるし・・・

世界中の人が知ってる食材かも知れません。

(かぼすや柚子って言った外国の人は知らないだろうけど・・)
# by lovely-recipe | 2010-02-08 22:09 | 食材あれこれ
チョコレートのムース(ムース・オ・ショコラ)試作中です。

ムース・オ・ショコラ・・試作中_a0153103_17351014.jpg


生クリームを7分立てにしてメレンゲと混ぜるもの、牛乳とチョコレートを混ぜるもの、

ゼラチンを少し加えるもの・・とレシピはいくつか種類があるけれど、

「これ!」といった完成にたどり着けません。

材料はだいたい以下の組み合わせ・・

・チョコレート(またはココア)
・黄卵(チョコレートと混ぜる)
・卵白→メレンゲに
・生クリーム、または牛乳
・そのほか(砂糖、ゼラチン、など・・)

私はすこしもっちりしたムースを作りたいんだ~!と心の中で叫びながら、

これで8個め。

どの組み合わせがいいんだろう・・?

試作中というか、思索中です・・。
# by lovely-recipe | 2010-02-04 17:35 | 試作・レシピ・作ったもの