軽食フレンチ~ウッフ・アン・ムーレット~
2010年 01月 29日
「ジュリー&ジュリア」にも出てきたポーチドエッグ。
鍋に多めにお湯を入れて、お酢を少量加え、卵を落とし、白身が黄身の周で固まったら
すくいあげる・・というもの。
ジュリーが苦戦していたシーンを見て、以前私もうまく行かなかったことを思い出しました。
なので、これは「再チャレンジ」です。
ウッフ・アン・ムーレット(フランス語で正しくは Les oeufs en meurette レゾッフ・オン・ムーレット)
は、ポーチドエッグに赤ワインソースを合わせたレシピ。
フランス料理では「前菜」として出されることが多いようです。
ブルゴーニュ地方の家庭料理で、ムーレットとは「赤ワインソース」を使った料理の総称。
焼いたベーコンに赤ワイン、ブイヨンを加え、最後にバターを加え、ポーチドエッグと一緒に
盛り付けます。
ベーコンのほかにはペコロス、エシャロットを合わせることもあるそうです。
(写真の付け合せは「小たまねぎ」ペコロスです♪)
「リベンジ」ポーチドエッグは、以前作ったときよりも・・どうにかまとまったカタチになりました。
お湯の中で卵がつぶれやすいこと、白身がふわふわと散ってしまうこと・・などなど
苦戦の記憶が残っていて(笑)そっと丁寧に、黄身が白身でくるまるようにそっとフォークで
丸め、どうにかかたちを保ってくれました。
ゆでたまごや目玉焼きよりも手間はかかりますが、
ゆるい白身と、とろける黄身の感触はポーチドエッグならではの柔らかさ。
ベーコンのエキスと合わさった赤ワインのソースが個性的な味で、
ベーコンと卵を一緒に食べるとよく合い、割と食べ応えもあります。
卵とベーコンといえば朝の定番ですが、フレンチ風朝ごはんにもなりそうです★
以前失敗したときには「もう作らないかも」と思っていたのに、
一度うまくいったら「もっときれいに作りたい」「もう一回作りたい」と思えてきました。
(私って単純・・・。)
なにかを練習するときには「トライ&エラー」がつきものだけど、
トライとエラーの間にある「ちょっとした喜び」が、けっこう大きなパワーになったりします。
明日は牛のもも肉を買いに行こう・・。
赤ワインを空けたので、牛肉の赤ワイン煮を作ろうと思います^^