タルトのあれこれ
2010年 01月 26日
ふちの花びらのような、レースのようなひらひらがなんとも好きなのです。
写真は四角いタルト型に生地を敷き込んだところ。
生地を作って、めん棒で伸ばして、型に敷き込んで冷やして、オーブンへ。
フィリングを作ったらタルト生地に入れましょう★
タルトの焼き上がりは、フィリングを入れてまた焼く場合(タルト・プロヴァンサルなど)は、
薄いきつね色に。
クリームや果物を入れてデザートにするときは、薄茶色にしっかり焼きましょう★
* * *
さて、日々料理本を読みながら料理と格闘している私ですが、作っては調べ、
調べては作って、という流れで勉強しています。
タルトもいくつか作ってみたものの、生地の配合がレシピによってなぜ異なるのか、
タルトとパイはどこが違うのか?など、
ひとつ進むごとにひとつ疑問が生まれます。
パイもタルトと並んで、私の大好きなお料理のひとつです。
ふっくらとふくらんだ、黄金色の生地を見ていると、なんだか幸せな気分になりませんか?
タルトとパイはとくに上手になりたいお料理です。
本の中でも一緒に紹介されていることが多いタルトとパイ。似ているけどちょっと違うそれぞれの
特徴をまとめました^^
+ + +
・pie(パイ)は、英語、tarte(タルト)はフランス語。
<生地の種類と特徴>
・パイ
①折り込みパイ(パート・フィユテ/pate feuilletee)
→フレンチパイとも呼ばれる。
小麦粉生地とバターを何回も折って重ね、薄く軽いパイが木の葉(フイユ/feuille)のように
重なる。
②練り込みパイ(パート・ブリゼ/pate brisee)
→アメリカンパイとも呼ばれる。
特に砂糖を加えたものをシュクレ生地と呼ぶ。
バターと小麦粉を水でつないで作る生地。ざっくりとした歯ざわりが特徴。
織り込みパイよりも短時間ででき、夏場も作りやすい。
・タルト
小麦粉、バター、砂糖、卵を混ぜて作る生地でクッキーのような歯ざわりが特徴。
また、練り込みパイのうち、生地を上にかぶせないものを「タルト」と呼ぶことことも
あります。
小さい型で焼いたものはタルトレット(tartelette)と呼ばれます。
甘みのないパート・ブリゼはミートパイやチキンパイなどお料理として、
甘みのあるパート・シュクレはカスタードやクリームを入れてお菓子に向きます。
砂糖が入っている分、パート・シュクレは崩れやすいので扱いに注意!です。
+ + +
特徴を整理すると少し頭の中がまとまった気がするかも・・?
また練習に励みます^^