ジュリアのキッチン
2010年 01月 20日
ジュリアのキッチンを見に行くシーンがあります。
ジュリアの大きな写真に向かって「I love you, Julia」とつぶやき、バターを置いた
ジュリーは印象的でした。
スミソニアン博物館の公式ホームページには、ジュリアのキッチンの展示を紹介した
特設ページ(Julia Child's Kitchen)があり、ジュリア本人の写真と、ジュリアの声が聞くことができます。
それにしても、メリル・ストリープ、本当にそっくり!!一見メリルなのか、ジュリアなのか
わかりません。(笑)
そして、ジュリアの声を聞いてみてください。メリルは完璧なまでに彼女の口調を真似ていたんですね。
声も見た目もそっくりで、びっくりします。
ジュリアの声と画像が出てきます★→Julia Child's Kitchen
映画の中でも、ジュリアのキッチンには壁一面に金褐色のフライパンが掛けられていました。
映画を観ながら、「あの壁も、ジュリアのアイデアかな?・・普通のキッチンであんなにフライパン
使う人あんまりいないし・・」と思っていました。
あの「壁一面フライパン」キッチン。ジュリアがきちんと道具を使い分け、また道具に気を配っていた
ことをとても物語っていたと思います。
スミソニアン博物館には、このジュリアのキッチンはもちろん、ジュリアが愛用した料理道具も
数多く保管されています。
パリのコルドンブルーに通っていた1940年代から料理家となった1990年代
まで愛用しつづけたソースパンや、たくさん持っていたお皿の中でも特に気に入っていた赤いお皿など、
それぞれの道具がエピソードとともに紹介されています。
さらに、ジュリアのキッチンをスミソニアン博物館まで移動する奮闘気(裏話?)まで。
2001年の8月からスタッフが準備をはじめ、ジュリアのキッチンの道具を分類、記録し、
2002年の8月のオープンに向けて梱包や船での輸送にてんやわんやと奮闘したこと
が書かれています。
→★What's cooking? ~Julia Child's Kitchen at the Smithonian
ジュリアのキッチンはとても合理的で、収納もすっきりしている様子が伺えます。
スプーン類、フォーク類、スパチュラをラベリングした容器にまとめていれていたり、
道具を分類して常に使いや数していたことが分かります。
台所のスペースがないから、とひとつの道具を使い回すこともありますが、きちんと収納すれば
同じ道具をいくつか持っていた方が便利なこともあります。
ジュリアのお料理哲学はいろいろ勉強になるし、なにより、学んでいてとてもワクワクします。
ジュリアのキッチン、行ってみたいです・・^^