食材や調理の仕方、歴史についてなどなど、フランス料理を日々勉強しています★by penelope★


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牛のすね肉をフードプロセッサーで粗挽き(haché/アッシェ)にして作ったハンバーグ。

卵と炒めた玉ねぎ、すりおろしたにんにくを混ぜ、つなぎを使わないません。

見た目は普通のハンバーグと変わりませんが、

粗挽き肉を使っている分かみ応えがあり、ガツっとお肉の味がします。

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今回使った牛のすね肉。

牛の足のふくらはぎ部分です。

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すね肉は赤身で脂肪分が少ない部位ですが、少々スジがあります。

このスジに当たると、コリコリとした歯ごたえがあります。

やや硬いので、煮込みやスープ、エキスをとるために使われることが多い部位です。

なので、すね肉をハンバーグにする、というイメージがありませんでした。

すね肉をこうしてお料理したのは初めてです。


フランスではパリのビストロなどでよく見かけるメニューとのこと。

日本の柔らかいハンバーグよりも、食べ応えがあり、お肉の味が濃厚な方が好まれるの

かもしれませんね。

ハンバーグと言うと挽き肉で作るもの、と思っていたのですが、

こうして粗挽きのお肉で作ってみると、少し違ったハンバーグを楽しめます。

女性より、男性ウケがいいかも・・^^
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# by lovely-recipe | 2010-01-18 23:01 | 試作・レシピ・作ったもの
バターの美味しさを守るための、上手な保存方法について。

お店で買ったバターをどのように保存していますか?

賞味期限内に消費するにしても、なるべく鮮度を守りたいもの。

上手な保存の仕方を調べてみました。


★とっても大切な銀紙

紙の箱入りのバターや、業務用ブロックバターは銀紙に包まれています。

この銀紙がとっても大切。

バターは空気、日光、水分に触れると劣化が進み、また温度差によっても劣化します。

銀紙は空気や光を遮断する役割があるので、買った状態から切らずに使うと便利。

汚れてしまったり紙が痛んでしまったらアルミホイルなどで補って、バターをきちんとくるんでおく

とGoodです!


★使う前に溶けないよう気をつける

バターの鮮度を失う要素のうち、もっとも気をつけたいのが温度差です。

バターは融点が低く、室温で溶けてしまうので使わないときは必ず冷蔵庫へ。

また、一度熱したバターは冷えて固まると香りも成分も飛んでしまうため、再利用は難しいもの。

料理に使うときは必要な分を切って冷蔵庫に入れ、使う直前に取り出しましょう。


★有塩バターと無塩バター

塩には殺菌作用があるため、有塩バターの方が劣化に強く、無塩バターの方が弱いという

特徴があります。無塩バターは特に保存に気をつけましょう^^


先に切り分けて冷凍庫で冷凍保存して、

使うときになったら冷蔵庫に移してもとの状態に戻す、という方法もあります。

その場合、解凍は必ず冷蔵庫で!

室温だと溶けすぎてしまうので、冷蔵庫でゆっくり解凍しましょう。

この場合でも、解凍したバターは再度冷凍すると劣化してしまいます。

使う分だけ解凍し、また解凍したバターは早めに使いましょう★
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# by lovely-recipe | 2010-01-17 16:32 | 食材あれこれ
フランス料理の美味しさの秘密はバター。

「バターは多いほどいい」・・・とフライパンにバターのブロックをどんどん、と放り込んだ

ジュリーのこのセリフは印象的でした。

フランス料理では、バターはソースに欠かせないもの。バターで風味とうまみ、濃度をつけます。

主流は発酵バターですが、いくつか種類があります。

また、バターをつかった料理用語も豊富です。


* * * フランスのバター(Beurre ブール)の種類 * * *

★生バター:Beurre Cru (ブール・クリュー)

一切熱処理をしないバター。生乳の乳酸菌で発酵させ、酸味があります。
フランス料理にもっとも適しているとされるバターです。
(保存期間は約2週間!です。)


★発酵バター:Beurre Fermente (ブール・フェルメンテ)

牛乳を一度熱殺菌した後に、別の乳酸菌を加えて発酵させたもの。
乳牛の種類や乳酸菌の種類によって味が変わります。


 ☆発酵無塩バター:Beurre Sans Sel
 
  一切塩を含まない発酵バター。これの対し、総量5%以下の塩を加えた「発酵薄塩バター」があり、 
  Beurre Demi-Sel (ブール・デミ・セル)と呼ばれています。


* * * バターを使った料理用語 * * *

★溶かしバター:Beurre Fondu (ブールフォンデュ)

バターソースの基本。バターをゆっくりと溶かして水分を除いたもの。
ソテーやローストなどに使います。

★澄ましバター:Beurre Clarifie (ブールクラリフィエ)

バターを湯銭で溶かして、上澄みだけをすくったもの。
たんぱく質や水分が下に沈殿して取り除かれるので、澄ましバターを使うと
焦げ付きにくく、きれいな焼き色に仕上がります。

※ うまみを残して焼きたいときには溶かしバターを使い、きれいな焼き色にしたいときには
  澄ましバターと使い分けるとGood!

★ポマード状バター: Beurre en Pommade (ブールアンポマード)

ソースに混ぜるときに使う、室温において柔らかくしたバターのこと。

★焦がしバター:Beurre Noisette ブールノワゼット)

バター薄茶色くなるまで熱して、料理にかけるもの。魚のムニエルなどに使われます。



最近では健康志向のブームも手伝って、フランス料理でもバターを軽減する傾向があるようです。

以前、フランス料理のソースは、小麦粉とバターで作られていました。

現在では素材そのものの味を中心に味わう傾向があるため、バターは風味付けとしての

役割が大きくなりました。

ロブションのメニューなどでは、ふわふわと泡立ったソースが目を引きます。

これは薄い出汁にバターを入れ、攪拌して泡立たせ、舌触りまで軽くした

Beurre Emulsionne (ブールエミュリエージョン)という手法で、もっとも新しい

バターソースのかたちといわれています。








 
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# by lovely-recipe | 2010-01-16 22:22 | 食材あれこれ
ついに業務用バターを買いました。

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四つ葉 発酵バター 450g。

お値段は割引が入って800円程度。レンガのようなバター。大きいです。


フランス料理にバターは欠かせないもの。

フランス料理を作ってみたり、試作をするようになってから、無塩バターがすごい勢いで

なくなっていき、ついにこのレンガのようなバターを買いました。


今まで買っていたスーパーの無塩バターは200g入りで400円程度だったので、

少々お買い得です。


バターは大きく分けて、発酵している「発酵バター」と、発酵していない「非発酵」のバターがあります。

また、それぞれに有塩・無塩があります。


非発酵バターは原料の牛乳を熱殺菌し、バクテリアを十分になくしたもの。

保存が利くのが特徴です。塩分にも殺菌効果があるため、特に有塩の非発酵バターは無塩バター

よりも長く保存でき、日本で使われるバターの主流となっています。


発酵バターは牛乳を熱殺菌した後、乳酸菌を加えて発酵させたもの。乳酸菌はもともと牛乳に含まれている

ものですが、熱殺菌の際にバクテリアと一緒に消滅してしまうため、もう一度添加します。

乳酸菌による発酵で香りがよく、酸味のあるまろやかな味になるのが特徴です。

しかし保存期間は短く、痛みやすいのが難点です。

欧米ではバターを頻繁に使うため、保存の短い発酵バターでも日常生活で使い切ることが

できます。そのため、欧米での主流は発酵バターになっています。


非発酵バターは乳酸菌がない分、保存は利いても香りや美味しさが少々落ちてしまいます。

日本で買う分には発酵バターは若干割高。

でもその分美味しいので、たくさんお料理すればあっという間になくなってしまうこと

間違いなしです。







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# by lovely-recipe | 2010-01-15 20:33 | 食材あれこれ

セルクルでオードブル

ホタテとフルーツのオードブル。

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刺身用のホタテに、

柑橘系のフルーツ(オレンジやグレープフルーツ)、パイナップル、いちごなどを

みな8mm大ほどの同じ大きさに切り、塩少々とオリーブオイルで和えて

セルクルに詰めます。



調味料も塩のみというシンプルな味付けでありながら、

ホタテのほのかな甘みにフルーツの甘さ、甘酸っぱさと、オリーブオイルの香りが

合わさって、美味しいオードブルができました。


和食ではお刺身と果物をそのまま食べることはなかなかありませんが、

リンゴのソースやアプリコットのソースを肉類と合わるなど、

肉・魚類と果物の取り合わせはフランス料理ではよくあるもの。

果物というとそのまま食べるイメージがあるので、デザート以外として食べると

とても新鮮です。

鮮やかでカラフルなフルーツがお皿の上にあると、見た目もとっても華やかです。
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# by lovely-recipe | 2010-01-14 19:21 | 試作・レシピ・作ったもの

フランスのお砂糖

タルトを作ろうと思ってフランス料理の本を見ていたら、

「カソナード」という単語を見つけました。

★カソナード [cassonade] [(仏)sucre casson]
→ブラウンシュガーの一種で、熟したサトウキビの茎を圧縮して汁を絞り、蒸発させて結晶化したももの。


フランスで一般的に使われているお砂糖は、主にグラニュー糖、カソナード、そしてヴェルジョワーズ・ブリュン。

お砂糖は原料や製法によって味や色味、栄養が変わってきます。

グラニュー糖とカソナードの原料はサトウキビ。ヴェルジョワーズ・ブリュンの原料はサトウ大根です。

真っ白でサラサラのグラニュー糖はクセがなく控えめな甘さですが、

カソナードはブラウンシュガーという名の通り茶色いお砂糖で、グラニュー糖よりもコクがあります。

ヴェルジョワーズ・ブリュンは濃い茶色で香りもコクも強いですが、サトウ大根の成分から、

サトウキビのお砂糖とは異なり、おなかにやさしいオリゴ糖を含んでいます。



グラニュー糖といばお菓子作りやカラメル作りを連想しますが、

ブラウンシュガーを使うとよりコクのあるカラメルが作れます。

カソナードはお菓子作りのほかに、クレームブリュレの表面でカリカリになっている

あのカラメルとしての用途が有名です。

ヴェルジョワーズ・ブリュンは、ノルマンディー地方の伝統的なリンゴタルト(Tarte Normandie)

に使われるもので、香りがよくさわやかな甘さがリンゴととても合うそうです。


日本では、サトウキビのお砂糖では上白糖、三温糖、きび糖、黒糖、

サトウ大根のお砂糖ではてんさい糖があります。

カソナードはきび糖、ヴェルジョワーズ・ブリュンはてんさい糖で代用できそうです。
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# by lovely-recipe | 2010-01-13 21:39 | 食材あれこれ

カタチのある夢

本日は道具類と本一冊を調達。

シリコン製のスパチュラとスプーン、モールド、セルクル、シフォン型。
タルト型にタルトストーン。

最新地図付き、フランスのガイドブック。

道具類は、今すぐ使えるものもあれば、これから「使いたい」(作りたい)と
思っているもの。

たとえば、スパシュラやスプーンは今晩のお料理から使えるけれど、
シフォン型は、これからレシピを探したり、試作から始めるもの。

そして、フランスのガイドブックも。これから「行きたい」ところ。

夢を予定にすれば、現実になる、という言葉は、
聞けば当たり前だけど、なぜか毎日の中で忘れがちになってしまう言葉。

忘れないように、見失わないように、「カタチ」のあるものも、毎日少しずつ
集めてみる。

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# by lovely-recipe | 2010-01-12 22:08 | penelopeのこと

ナポレオンと食文化

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昨日作った「鶏肉のマレンゴ風」はナポレオンお気に入りの鶏肉料理。

ナポレオンは地中海に浮かぶ小さな島「コルシカ島」の出身。

古くはローマ帝国、中世にはイタリアの支配下で独自の文化を築いてきた

この島は18世紀にフランス領となります。

日本語では「コルシカ島」と呼ばれていますが、これはイタリア語の発音に近いもので、

フランス語では「コルス」(Corse)、コルシカ語では「コルシガ」と発音されています。

ナポレオンと料理(食品)の逸話はいろいろあって、

台形のかたちをしたチーズ「ヴァランセ」も有名です。

エジプト遠征に破れ、外相のタレーランの城「ヴァランセ城」に立ち寄ったところ、

プラミッド型のチーズが出され、遠征の失敗を思い出したナポレオンは

憤慨して先っぽを切り落としてしまいました。

以来台形のかたちに「ヴァランセ」という名で親しまれています。

「ヴァランセ」は黒炭の粉に覆われたシェーブルチーズ。切ると中身は綺麗なアイボリー色をしています。

フランスのAOC製品として、「ヴァランセ城」のあるロワール川流域の特産品となっています。

ナポレオンはそれほど食に興味はなかったようですが、

この「ヴァランセ城」の城主、タレーランは、フランス料理界の草分け、アントナン・カレームと

深い関わりがあります。

そのお話はまた今度・・・。
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# by lovely-recipe | 2010-01-11 23:39 | フランス料理歴史あれこれ

鶏肉のマレンゴ風

今日作ったのは、ナポレオンが「マレンゴの戦い」のさなかに食べた、

という「鶏肉のマレンゴ風」。

鶏肉をブイヨンとトマトで煮込み、仕上げにバターを加えます。

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「マレンゴ」は、北イタリア、ピエモンテにある街。

「マレンゴの戦い」は、フランス革命後近隣の国々に及んだ革命戦争(ナポレオン戦争)の

ひとつで、ナポレオン率いるフランス軍を倒すべく進軍してきたオーストリア軍は、ナポレオン軍と

マレンゴで遭遇。1800年6月14日、早朝から、夜を徹しての戦いが始まります。

しかしこの時、軍の数で劣っていたナポレオン軍は苦戦を強いられ、一時撤退しかけます。

これを勝利ととったウィーンの司令官は、さっそく祖国に使者を送ってしまうのですが。

明け方にフランスから援軍が到着。

ナポレオン軍はいっきに巻き返し、逆転勝利を収めます。

「鶏肉のマレンゴ風」は、この戦いのさなかでお抱えシェフのドゥナンが

ナポレオンの夜食として作ったもの。

一番肝心なときに美味しいものを作れる。さすが、料理人!

ただでさえせわしない野営地で、敵を目の前にして働くシェフ。命がけです。

これから戦いに出る将軍に夜食を作るって、どんな気分なんでしょう。

ナポレオンはこの料理をとっても気に入ったとのことですが、

鶏肉は、ナポレオンが一番好きだったお肉らしいです。

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# by lovely-recipe | 2010-01-10 14:25 | 試作・レシピ・作ったもの

手作りクルトン

シーザーサラダやポタージュに浮いているクルトン。

カリカリしてて、甘くて大好きです。

とっても簡単に作れそうなのに、今まで思うように出来上がらなかった手作りのクルトン。

自己流に作ってみました。

ちなみに以前のレシピ・・

①サイコロ型パンに、にんにくをここすりつけ、バターを塗ってトースターで焼く→

バターが薄くてクルトンっぽくならない

②フライパンにバターを熱し、サイコロ型に切ったパンを入れて焼く→

バターは染み込みすぎ、でも焦げててふにゃふにゃに。

ガーリックの風味とバターがしっかりしみこんでて、でもカリカリしたクルトン・・・

これで作れました。

★手作りクルトン★

(材料)
食パン ・・1/2枚(好きな形に切っておく)
バター ・・大1/2
にんにく ・・1/2片


(作り方)
1 フライパンにバターを熱し、溶けたらにんにくを加え、バターににんにくの香りをしっかりとつける。
バターが完全に溶けたら火を止める。

2 刷毛で1のバターを切ったパンに塗り、トースターでこんがりと焼く。


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途中側面をひっくり返して、焼き色を調整。

1.5cmの大きめクルトンですが、ガーリックバター味でサクサクのクルトンに

なりました。
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# by lovely-recipe | 2010-01-09 19:12 | 食材あれこれ

芽キャベツと小たまねぎ

芽キャベツと小たまねぎ

似たようなミニチュア野菜だけれど、育ちはちょっと違う。

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★小玉ねぎ

玉ねぎを密植して、小型化したもの。
味、形、ともに玉ねぎとまったく同じ。

★芽キャベツ

キャベツと同じ祖先、青汁でおなじみの「ケール」から
派生した野菜。


ベルギーのブリュッセルで生まれた改良品種のため、フランス語では
シュー・ド・ブリュッセル(chou de Bruxelles)と呼ばれている。

茎の側面を囲むようにびっしりと60~70個できるので、
子孫繁栄の縁起物として結婚式のお料理に使われることもある。

灰汁が強いので、下茹でしてあく抜きをするとよい。
甘みもあるが少々の苦味もある。

* * *

どんな食材なのか知るために、茹でただけの小たまねぎと芽キャベツを食べてみました。

小玉ねぎは甘みもあって柔らかく、「玉ねぎの赤ちゃん」のよう。

火の通りも早いので、手のかからない赤ちゃんです。

皮をむくときだけは、少し手が掛かります。小さくて皮が薄いので、ツルツル滑ってなかなか

剥けません。少し水に漬けておくと、皮が湿るのでよいようです。



芽キャベツは茹でると鮮やかな緑に変わり、

葉が重なっているため少々歯ごたえがありました。味はキャベツと近いものがありますが、

苦味が結構強い。

下茹で必須です!!

茎はいっそう甘いので、その部分はキャベツとよく似ています。
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# by lovely-recipe | 2010-01-08 20:59 | 食材あれこれ

かわいい~!

おやおや、キャベツが山積み?
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ここにはたまねぎ・・。
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あれれ?キャベツとおんなじ大きさのたまねぎ?
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いえいえ、これは小たまねぎ(ペコロス)です。
ふつうのたまねぎとくらべると、ほら、この通り。
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山積みキャベツは、芽キャベツでした^^
ふつうのキャベツと比べると、ちっちゃ~い!
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私のパートナーは芽キャベツを知らなかったらしく、
「なんだこりゃ~かわいい~!」と大ウケしておりました。
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いつも見慣れた食べ物の、ミニバージョンってかわいいですよね。
黙ってお料理に入れておいたら、楽しいかも・・。

芽キャベツはシチューや煮物に使うことが多いようだけど、
この可愛さを生かしたもの、なにか作りたいな~・・。
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# by lovely-recipe | 2010-01-08 18:18 | 食材あれこれ

ショコラの種類

ココアができるときに同時に採れるカカオバターは、カカオ豆から採れる原料の中でもっとも高価。

メーカーではコストを下げるために、植物性油脂を加えたりします。

EUではこの割合に法律があって、カカオバター以外の油脂を加えられるのは5%まで、と決まっているそうです。

ココアは、チョコレートを作る過程でできるもの。
チョコレートとココアは兄弟のようなものです。

つまり・・

カカオマス=カカオバター+ココア

カカオマス+カカオバター+砂糖=チョコレート


チョコレートの種類は、カカオマスとカカオバターの含有量で決まっていきます。

★チョコレート(ショコラ)の分類★ ※()内はフランス語の発音

カカオマス(パート・ド・カカオ)
カカオマス100%で、砂糖など一切含まれていないもの

スイートチョコレート/ブラックチョコレート(ショコラ・アメール/ショコラ・ノワール)
カカオマスに砂糖を加えたもの。

ミルクチョコレート(ショコラ・オ・レ)
スイートチョコレートに粉乳を加え、よりミルクの味を濃くしたもの。

ホワイトチョコレート(ショコラ・ブラン)
カカオ固形分のないミルクチョコレート。
ココアをまったく含まないので白いショコラになります。
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# by lovely-recipe | 2010-01-07 15:50 | 食材あれこれ

チョコレートとココア

チョコレートの原料、「カカオ」の実は、
木の枝や幹に直接なります。

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小さなラグビーボールのような形の実は、長さは15cm~25cmほど、
直径は15cmほど。

みどり色から熟していくにしたがって
黄色、赤茶色と変化していき・・

この「カカオ」の実の中に入っている種子、「カカオ豆」から
チョコレートやココアが作られていきます。

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<チョコレートができるまで>

①収穫したカカオ豆は、発酵・乾燥させたあと、焙煎にかけます。

②カカオ豆を砕いて、胚乳の部分(カカオ二ブという)を取り出します。

③カカオニブはチョコレートの種類によってブレンドされていきます。

カカー二ブをローラーですりつぶし、ペースト状にします。
これをカカオマスといいます。

この状態のカカオマスの味は苦味が強く、甘みはまったくないのでこのままでは
食べられません。
本来はこの状態=カカオマスそのものをビターチョコレートといいます。

※市販のチョコレートで「ビターチョコレート」と書かれているものは商品名的なもの。

④カカオマスから、カカオバターを絞ります。

カカオバターとは、カカオマスに含まれている脂肪分のこと。

カカオバターを絞りきったカカオマスを粉砕したものが、ココアパウダー(ココア)となります。

カカオマスにカカオバター、砂糖を加え、すりつぶしたあとじっくりと練り上げると、
チョコレート
の出来上がり。


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ココアは、チョコレートを作る過程でできるもの。
チョコレートとココアは兄弟のようなものです。



ときどき、カフェで頼んだ「ホットチョコレート」が、「あれ?なんだかココアっぽいな」

・・と思ったり、逆に「ココア」を頼んで、「チョコレート味だな」と思ったことはありませんか?

特に海外では多いようです。

飲み物の場合、「ココア」と「ホットチョコレート」の厳密な区分けがなく、

ココアを溶かした飲み物を「ホットチョコレート」として出しているお店も少なくないとのこと。

チョコレートはもともと飲み物で、食べ物として固形になったのは後世になってからなので、

飲み物の場合は飲むチョコレート=ココア、と呼ばれることがあるそうです。
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# by lovely-recipe | 2010-01-06 17:36 | 食材あれこれ

コルシカ島の郷土料理

コルシカ島はイタリア、フランスにまたがる地中海に浮かぶ、
小さな島です。

コルシカ島、といえば「ナポレオン」が有名だけれど、ワイン、チーズなど、食文化も
多彩です。(詳しくはこちら→フランス領「コルス」(コルシカ島))。

コルシカの南端に、ボニファシオという港町があります。
この町で生まれたという「なすのボニファシオ風」は、茹でたなすの中身をくり抜いて
具を詰め、トマトソースと一緒にオーブンで焼いた郷土料理。

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具は牛乳に浸した食パンや生ハム、玉ねぎなど。グリュイエルチーズも加えます。

食パンの代わりにあまっていたフランスパンで作りました。

牛乳をたっぷり吸ったフランスパンには芳ばしい香りが戻って、生ハムやチーズの香り
と合わさり、具を混ぜるたびにいいにおいがしました。

固くなったフランスパンは牛乳がしみこみにくいので、電子レンジで30秒ほど温めるときちんと
奥までしみ込みます。

なすとトマトとチーズ。相性ばっちりの食材に、生ハムの塩気。
とっても美味しかったです。

調理のときに気をつけたいのは・・
なすをくり抜くのが、なかなか難しい。

なすの種の部分はスプーンでとれやすいのですが、実はスプーンでくるり、という
わけにはいきません。

スプーンで切り込みを入れながら、下にむかってはぐ、といった感じで実をとりました。

この「なすのくり抜き」さえパッパとこなせれば・・・あとは簡単。
気軽に作れました。
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# by lovely-recipe | 2010-01-05 20:55 | 試作・レシピ・作ったもの
1月、2月の方が12月よりも寒い東京ですが・・
最近ひしひしと寒さを感じます・・。

寒いです・・!

あったかくて甘いのみものが欲しくなります。

カフェやスタバでよく頼むホットチョコレート。

フランス語では「chocolat chaud(ショコラ・ショー)」。

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ホットココアと似ているけれど、ココアとショコラはやっぱり違う。

ココアの方がかすかに渋くて、チョコレートの方がまろやかな味がする。

あれ?ココアとチョコレートは原料が同じだったはず・・せっかくなので、

まとめておきましょう。(詳しくは後ほど→「チョコレートとココア」)

ショコラ・ショー(chocolat chaud)を作るのに必要なのは、

①チョコレート
②牛乳
③生クリーム

の3つ。

+ + +

★chocolat chaud★

<材料/1人分>

チョコレート  ・・・10g
牛乳       ・・・100cc
生クリーム   ・・・5g

<作り方>

1 チョコレートは細かく刻む。
2 牛乳を沸騰直前まで温めたら火から下ろし、チョコレートを溶かす。生クリームも加える。
3 鍋を弱火にかけ、温め直したらできあがり!

※沸騰させないように注意!


この配合はさっぱりめ。
軽食と一緒に、または食後に飲むにはさっぱりめ、ショコラ・ショーだけを飲むには
濃い目がいいと思います。

濃い目の場合はチョコレート、生クリームを少し多めにするとこっくりした味になります。

簡単に作れるので、さっぱりめ~濃い目まで、配合を変えて全部で5杯作りました。

太っちゃうかも・・。
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# by lovely-recipe | 2010-01-04 18:26 | 試作・レシピ・作ったもの
一晩明けると、パプリカから水分がじわ~と出ていました。

                         昨日のパプリカ
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                   一晩お砂糖に漬けたパプリカ
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ここから、お鍋に移して火にかけます。

お砂糖と、レモン汁を用意しましょう♪

パプリカを出てきた水分と一緒にお鍋に入れ、お砂糖と白ワインを加えながら半透明になるまで
煮詰め、レモン汁を入れて仕上げます。

★パプリカのコンフィチュール★

<材料>
(1日目)
パプリカ   ・・・1l個
砂糖     ・・・大1と1/2
(2日目)
砂糖     ・・・大1/2
レモン汁   ・・・大1/2
白ワイン   ・・・適量

<作り方>

1 (1日目)パプリカを1cm角に切り、砂糖を全体によくまぶして冷蔵庫で一晩おく。

2 (2日目)1をそのまま鍋に移し、弱火にかける。砂糖を加え、混ぜながら水分が減ってきたら白ワインを少量加える。

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3 パプリカがしんなりし、半透明になってきたらレモン汁を加え、汁気がなくなったらできあがり。


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* * *

甘酸っぱい中に、野菜らしいパプリカの味がしました。
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# by lovely-recipe | 2010-01-03 21:18 | 食材あれこれ

憧れのプロヴァンス

お正月の早朝に初日の出を観に行った私は、帰ってから
半日寝て起きると・・
「いま、いつ・・??朝?昼?」とさっかくを起こす。

パートナーは2日からお仕事。penelopeはひとりでお留守番です。

お正月のテレビも見飽きてしまった私は、プロヴァンスの本をふむふむと読み出しました。

フランス料理には「プロヴァンス風」と名前がつくものがいくつかあるけれど、
それはおおまかにいうと、にんにくやオリーブオイル、ハーブを使ったもの。

生クリームやバターを使用する割合は少なく、地中海に面した
豊かな自然の食材を味わう料理である。

プロヴァンスといえば、
アロマの原料となるハーブの数々(ラベンダーとかローズマリーなど)、
明るい日差し、セミの置物やセミの模様が入ったスレイヤード・・
まぶしい自然に囲まれている、というイメージ。

フランスの地方料理の中で、一番勉強しに行きたい場所です。

野菜の豊富なプロヴァンスは、果物だけでなく、野菜を使ったコンフィチュール
(confiture=ジャム)もたくさんあるそうです。

そこで・・
たまたま黄色いパプリカが家にあったので、パプリカのコンフィチュールに挑戦。

一晩置かなければならないので、今日が仕込みで、調理は明日。
種をとって1cm角に切ったパプリカに、大さじ1と1/2のお砂糖をまぶします。
(詳しいレシピはこちら→パプリカのコンフィチュール

以前トマトとブルーベリーなら作ったことがありますが、
パプリカは初めてです。

さて、どんな味になるでしょうか・・。


切ってジップロックに入れたところ。 
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# by lovely-recipe | 2010-01-02 23:36 | 食材あれこれ

2010年の初日の出

明けましておめでとうございます!

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新しい年を迎えて4時間後、午前4時に起床。

お茶とはちみつレモンと作って水筒に入れ、眠気覚ましのお菓子を買って、まだ
夜の色をした空のもと、羽田空港の対岸に向かいます。

予定より30分ほど早くつきましたが、道路には車がびっしり並んでいて、
中で休んでいる人や、少しずつ明るくなる川沿いをお散歩する人たちが見えました。

日の出時刻は5時50分。
刻々と明るくなる空の向こうから、顔を出したお日様。

今年一年よい一年でありますように。
よい一年にできるよう、努力できますように。

そのほか、金運、健康運、恋愛運、てんこもりでお願いしつくす。
顔を出したお日様もびっくりしたかも・・。

空港からは頻繁に飛行機が飛び立って、ジェット音を響かせて太陽の上を
横切って行きました。

飛行機の上から初日の出を見た人もいたことでしょう。

去年、12月の半ばから始めたこのブログ、コンテストはあと1ヶ月で締め切られます。
憧れのコルドン・ブルーで学んだ後、フランスに行きたいな、行けるかな。

・・とぼそっと口にしたら、
「その前にパスポート更新したの?・・」と突っ込まれるpenelopeでした。
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# by lovely-recipe | 2010-01-01 15:12 | penelopeのこと

本格ステーキに挑戦

食品売り場は、すっかりお正月気分。

牛肉や豚肉など普段おなじみの食材も、
1kgのビッグサイズや、霜降り、厚切りの高級肉に。

見ているだけでワクワクしてきます。

大晦日はステーキにしよう!と思っていた私はお肉を物色。

お肉のことは、サーロインやランプといった大まかな部位しか、まだ分からない私。
ラベルの産地や等級を見ながら、値段と比較して「どう選んだらいいのかな?」と
選び方に迷います。

お肉のことも、いろいろ知りたくなってきました。

* * *

今日のテーマは「ステーキを本格的に焼く」こと!

フライパンの上では表面に焼き色を。
そのあとはじっくり余熱を内側に通す
、という調理です。

焼き加減は「ウェル ダン」。
(フランス語では「bien cuit(ビャン・キュイ」)

陽が落ちてきたのを合図に、そろそろ準備に入ります。

①まずはお肉を常温に戻します。
冷蔵庫から取り出したばかりのお肉は、固くてひんやり。
台所の適当な場所に置き、その間につけ合わせの準備をします。

②バットにこしょうを粗めに挽きます。
ここでお肉の表面にこしょうをつけます。あらかじめ準備しておきます。

③常温に戻したお肉の水分をふき取ります。
さあ、いざお肉を焼く段階へ。
常温になり、柔らかくなったお肉からは血がにじんでいるので、キッチンペーパーで
きちんとふきとります。

②のバットで、お肉の両面にこしょうをつけます。

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④ここで、保温用のアルミホイルをスタンバイ。
冷たい台の上に直接のせるとその面から熱が逃げてしまうので、網の上にアルミホイルを
敷いておきましょう。

⑤フライパンに油を熱し、強火で表と裏に焼き色をつけます

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強火で焼き色をつけます。
裏表が焼けたら、④のアルミホイルの上に移して、すぐに包んで保温します。

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⑥ソースを作ります。
肉汁の残るフライパンに、ブランデー、生クリーム、ブイヨンを合わせ、弱火で熱します。
塩少々で味を調えます。

⑦盛り付け
お皿に付け合せとステーキを乗せ、ソースをかけます。

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* * *

今年も残すところ、あと数時間。
私のパートナーは仕事の都合で夜11時ごろ、にこのステーキを食べる予定です。
(10時30になったらまた準備を始め、焼く予定)

今年はお料理しながら新年を迎えることになりそうです。
勉強中の私には、そんな年越しもちょっと幸せです。^^
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# by lovely-recipe | 2009-12-31 21:26 | 試作・レシピ・作ったもの
ざくざくと切ったじゃがいもに、炒めた玉ねぎとブイヨンを
合わせてオーブンへ。

グラタン皿にバターを塗っておくことも忘れずに。

ブーランジェリー(boulangerie)とは、パン屋さんのこと。
レシピは至ってシンプル。

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でも・・・作ってみて、たくさん反省点がありました・・・。










①玉ねぎを炒めるときに、色づく前に部分的に焦げ始めてしまった。
②焼き時間が180度、30分となっていたのに、時間になっても芯が残ってしまった。


①はいわゆる「あめ色玉ねぎ」。
火加減が強かったようです。

玉ねぎははじめ強火、その後弱火でゆっくり水分を出しながら火を通さないと
このように焦げる結果に・・・。

②生のじゃがいもは、なかなか火が通りません。
結局、温度を240度まで上げ、15分追加して焼きました。
表面がかさかさになってしまうので、バターも上から追加しました。

反省を踏まえて・・
「おうちでできるじゃがいものブーランジェリー風」
penelope版レシピ


<材料>
じゃがいも・・・2個
玉ねぎ  ・・・1/2個
ブイヨン ・・・180cc
バター   ・・・適量
オリーブオイル・・適量
塩・こしょう ・・適量
水      ・・適量

<作り方>
1 じゃがいもは5mm幅のいちょう切りにし、水につけておく。

2 玉ねぎは細切りにする。小さめの鍋にオリーブオイルを熱し、始め強火で炒めたら
  すぐ弱火に。焦げないように絶えず炒めながら、水分が飛んでしまったら水を少々加える。
  *たくさん入れすぎると色が付かなくなるので、少量ずつ加える。

3 2にブイヨンを加え、2/3程度に煮詰める。塩・こしょうで味を調える。

4 オーブンを240度に余熱し、グラタン皿にバターを塗る。
  水を切ったじゃがいもと、3をグラタン皿に入れ、上にバターを適量載せる。

5 オーブンで20分焼く。

* * *

じゃがいもは薄めに切るか、電子レンジで少し熱を通しておいた方がおうちでは
作りやすいと思います。

玉ねぎを「色づくまで炒める」のは、割と時間がかかるもの。
身近な食材で短時間で作れるレシピとするなら、
あめ色玉ねぎをまとめてつくってストックしておいた方がよさそうです。
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# by lovely-recipe | 2009-12-30 21:11 | 試作・レシピ・作ったもの

ムール貝の下処理

ムール貝の下処理は、結構根気がいります。

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写真で見ると、よく分かるのが、一番右の貝。
何か、糸のようなものがにょろっとついています。

見た目は糸状の海草のようです。

これは足糸と呼ばれるもので、
ムール貝が海で流されないように、岩にくっつくために必要なもの。

貝の内側から束のようになって出ているものと、
表面に数本張り付いているものがあります。

これを取るのに・・けっこう時間がかかります。

貝から出ている足糸の束は、ぐっと引っ張ってちぎります。
かなり頑丈で、ブチッという音がしてちぎれます。

表面についている足糸は根っこが小さな吸盤のように張り付いているので、
たわしでごしごしこすって落とします。

足糸が取れても、この「吸盤」はなかかなとれず、何度もこすり洗い。

              処理前
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              処理後
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ムール貝ひとつにつき、2分ほどかかります。
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# by lovely-recipe | 2009-12-29 12:23 | 食材あれこれ

ムール貝のマリニエール

もうすぐお正月です、

食品売り場はいつもの雰囲気とはがらりと変わって、
蟹や鯛、伊勢えびやオマール海老など、年末や年明けのテーブルを
華やかに飾る食材であふれています。

いつもはあさりやしじみを置いてあるコーナーにも、
蟹の足やムール貝の姿も。

魚介類が大好きな私はムール貝をひとパック購入。
いつもお店でメニューにあると注文するムール貝。
いつか自分で作ってみたいなーと思っていたのです。

ムール貝は・・
いろいろ調べてみたところ、
フランスでは主にブルターニュで養殖されていて、
「マリニエール」(漁師風)というレシピがあるようです。

白ワインで蒸し煮にする、いわゆる「酒蒸し」なのですが、
仕上げにバターを加えるのが特徴。

にんにくやエシャロット、玉ねぎのみじん切りをムール貝と一緒に鍋に入れ、
貝が開いたら、バターを入れてできあがり。


ブルターニュのほか、ベルギーでも調理法でムール貝を食べているそうです。

                       ムール貝のマリニエール
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調理時間はとても短く、5分程度です。

ただ。

今回ムール貝を扱って分かったのですが、
ムール貝は下処理に時間がかかります。(詳しくはこちら→ムール貝の下処理

貝をごしごし洗わなければいけないという手間があります。
これが結構手ごわくて、思った以上に時間がかかりました。

塩抜きに数時間かかるあさりやしじみとまた違うひと手間でした。

この「ムール貝のマリニエール」。
器のそこにバターの色をした煮汁が出ていますが、
これがムール貝の出汁が出ていてとっても美味しいです。

貝ですくってムール貝と一緒に食べました。
バケットにつけても美味しそう。
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# by lovely-recipe | 2009-12-28 20:24 | 試作・レシピ・作ったもの
ストラスブールの「マルシェ・ド・ノエル」で知ったタルト・フランベとりんごのジュースを
おうちで試作。

              <タルト・フランベ>見た目はまあまあ近いかな?
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              <りんごジュース>とりあえず同じ色に仕上がりました^^;
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タルト・フランベの具は
玉ねぎ、ベーコン、サワークリームの3つ。

生地を作るのは、私はこれが初めてです・・。

生地は、おおかた
・小麦粉
・イースト菌
・水
・オイル
・塩

を混ぜてできるようなのだけど、レシピによって配合も違えば、混ぜる工程、食材もオリーブオイルや
サラダオイルなど、若干違う。

タルト・フランベは、アルザスの伝統料理の中でも、メインの料理と言うより、
スナック菓子のような位置付けらしい。

パンの釜戸が十分にあたたまる前に、
生地の上にパパっと材料を載せて、余熱で焼いた料理。
だとすれば、工程は単純だったにちがいない。

・・・と想像しながら、結局小麦粉は強力粉を100%、オイルはオリーブオイルにして、
50分程度発酵さえて焼いてみる。

・・・
実際に食べたタルト・フランベの生地は薄くて、端はカリカリ。現地では丸めて食べたりしている
らしい。
私の作った生地はすこしふっくらめで、カリカリというには少し柔らかいできになりました。

「マルシェ・ド・ノエル」のタルト・フランベにはサワークリームが使われていたので、
私もサワークリームを使ってみましたが、現地ではフロマージュ・ブランという、
未発酵の白いチーズを使用するのだそう。日本ではなかなか手に入らないらしいです・・。

サワークリームは少し酸味とほのかな甘みがあって、
それがベーコンとよく合います。ベーコンや玉ねぎが入っていますが、
タルト・フランベは軽食とかおやつという感じです。
直径20cmほどでつくり、ひとりで食べてしまいました^^

りんごのジュースは、かなり近い味に完成!
ほぼ同じです。

温かいジュースなので、りんごの果汁を煮詰めたのか、温めただけなのか、といろいろ試して
みましたが、最後に行った一番簡単な方法で、一番近い味になりました。

★ストラスブールの温かいりんごジュース★
2人分(300ml程度)

(材料)
りんご 2こ
シナモンスティック 1/2本
クローブ 2本
オレンジの皮(あれば) 2cm大1枚

(作り方)

1 りんごの皮をむいて、実を摩り下ろす
2 万能こし器などで、1から果汁だけをとり、小さい鍋に入れる。
3 鍋にクローブ、オレンジの皮、シナモンスティックを入れ、中火にかけ、沸騰したら火を止める。
4 3をこして出来上がり。

------------------------------------------------------------------------
*摩り下ろした細かい実が残っているので、最後(4)でもう一度こします。

* クローブ、オレンジの皮などは取り出してジュースに戻してもよい。
  (実際にカップの中にそのまま入っていたので)

* クローブやシナモンをパウダーで使うときは、3ではなく、4で上から少量振る。
  (3で入れるとこした時にこし器に引っかかってしまうので)
----------------------------------------------------------------------

りんごの果汁は、温めると黄色からミルクティーのような柔らかい茶色に変わります。
お砂糖は要りません。
温めるだけで、十分に甘さが増します!
シナモンとクローブの香りがする、アップルパイの味がする、
お菓子のようなジュースです。体も温まりますよ(^-^*)
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# by lovely-recipe | 2009-12-27 16:36 | 試作・レシピ・作ったもの

フランス料理の本探し

「ジュリーアンドジュリア」のジュリーが実際に持っていた
ジュリアの本「王道のフランス料理」
(原題「Mastering the Art of French Cooking」)
をamazonで探してみると、きちんとありました。

映画の中のジュリアのセリフ通り、第2巻もありました。
実話をもとにした物語とはいえ、こうして探した本と実際にめぐり合えるのは
少し不思議な気分です。

「王道のフランス料理」は、amazonで一部を閲覧できます。
中身はすべて英語で書かれていますが、
目次からかなりのボリューム!

百科事典のよう、と一度は却下された原稿。きっとこれは削ったり編集した後の
内容だと思いますが・・
調理道具類から、切り方、軽量の仕方、温度について、
そしてスープ、ソースへと続いていきます。
ときおりイラストで図解しながら、料理を作る前に、基本となるものを細かく説明しています。

明るく、おおらかな人物像からは想像できないような緻密な内容。

フランス料理を作りたい、料理が上手になりたい、と情熱を燃やしていたジュリアは、
ただやみくもにかんばっていたのではなく、
基本的なことをおろそかにせず、しっかりと学んでいたことが伺われます。

料理に限らず、基本的なことは一番大切。

「ジュリーアンドジュリア」を見てから、私も「この本!」だという本を見つけたくなって、
本屋に足を運びました。

調理だけの本、レシピのみの本、日本の食材にほとんど置き換えたフレンチの本・・
などなど、数十冊の本を眺めて、あっという間に1時間半が経過。

フランス料理の基本も知りたい。
レシピも知りたい。
でも、そもそもフランスのことが分からないと、頭に入らない・・

・・と、頭の中をぐるぐるめぐった挙句、3冊に決定。

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・川上文代 著「イチバンやさしいフランス料理」
・大森由紀子 著「フランスふだんのおそうざい」
・菊間潤吾 著「フランスの美しき村」

このブログの締め切り期限である2010年1月31日までに、これらの本を参考にしながら、
1品でも多くフランス料理を作ってブログに乗せ、
またフランスの地方についての情報などをまとめます!

・・今日はこれから勉強の時間です・・。


※ブログに掲載しているお料理について、
<材料><作り方>が明記してあるものは、私自身が試作を繰り返して作ったレシピです

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# by lovely-recipe | 2009-12-26 15:17 | penelopeのこと

あまったもので

昨日のクリスマス用に用意した食材で2品。

あまったフランスパンは、フレンチトーストに変身。

あ・・・生クリームとメープルシロップをかけるのを忘れてた・・・
と食べ始めてから思い出す。

写真は焼きあがり、生クリーム、メープルシロップなしの状態。
(なので小さく載せてみる)

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たしかに、このまんまって見た目もちょっと味気ない。
なぜ、気づかなかったのだろう・・。

食べたときもなんだかちょっと物足りない感じ。
何か忘れてるような~・・・
思いっきり忘れていました。

--- --- ---

★フレンチトースト

1 フランスパンを適当な大きさに切る(4~6切れ9

2 牛乳(100ml)、とき卵(1/2個分)、砂糖(大1/2)を混ぜて、バットに流し、
  その中にフランスパンを浸す。
  (パンにきちんと染み込んでやわらかくなるくらいに。
  固くなったパンは時間がかかります。じっくりと待ちましょう~)

3 フライパンにバターを熱し、2のフランスパンをこんがりと焼く。

4 生クリーム、メープルシロップ(各適量)をかけてできあがり。


* * *

2品目は、ブルーベリージャム。

ケーキのデコレーションに使ったのは、たったの数粒・・・。
1パック買って、約100gあまりました。

私はあまずっぱいのが好きなので、少しお砂糖控えめで。
できたては、一口なめてみるだけで美味しいですよ~!

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★ブルーベリージャム

1 ブルーベリー(100g)はよく水で洗い、そのまま小さめの鍋に入れる。

2 砂糖(40g)、レモン汁(大1)を1に加え、弱火にかける。

3 ブルーベリーから果汁が出てくるので、絶えず混ぜる。
  (このとき、つぶつぶジャムにしたい人は、ベリーをつぶさないように。なめらかにしたい人は、
  スパチュラなどでつぶしながらまぜましょう)

4 とろりとしてきたら、火から降ろす。

  
冷えると固まるので、4で固くしすぎないように、少しゆるめくらいでちょうどよくなります。
ベリー100gに対し、レモン大1、砂糖40gの配合だとやや甘酸っぱい仕上がりです。
甘めがお好みの方はベリー:お砂糖=2:1を目安に作るとちょうどいいと思います^^
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# by lovely-recipe | 2009-12-25 22:31 | 試作・レシピ・作ったもの

クリスマスのテーブル

今日はクリスマス。

朝からショートケーキづくりに励みます。

今日一日のスケジュール
-----------------------------------------
10:00 ケーキの準備~生地を焼く

12:00~13:00 ケーキ完成

14:00 お昼休憩

15:00 バーニャカウダソースを作る

16:00 鶏肉の下処理、じゃがいも、栗の下処理

16:30~ メインの付け合せ(ジャガイモと栗のソテー)を作る

17:00 テーブルの準備
      ※ここでいろいろ予定がずれてたら立て直し

18:00~ バーニャカウダ用の野菜を切る
       時間を見て鶏肉のソテーを焼き始める。

------------------------------------------

結局時間はぎりぎりになりましたが、ざっくりでもスケジュールを作っておいてよかった・・。
なんとか全品作りました。

★Merry Christmas★


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メインディッシュのチキンとジャガイモと栗のソテー
奥の方に少し写っているのがバーニャカウダ。

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イチゴのクリスマスケーキ(^^)
デコレーションに苦戦しました・・。

--- --- ---
<レシピ>

★鶏の骨付きモモ肉のワインビネガーソテー

・モモ肉は余分な脂身を少し取り、肉厚の部分には切り込みを入れて、だいたい均一な厚さ
になるように開いておく。

・両面に塩・コショウを振り、皮の部分に薄力粉をはたいておく。

・皮目を下にして3分ほど焼き、裏返す。

・すりおろしにんにく、白ワイン、ブイヨン、白ワインビネガーを加え、仕上げにバターを加える。

★付け合せ じゃがいもと栗のソテー

これは、去年コルドン・ブルーのサブリナ講座で習ったものをアレンジしました。

・ジャガイモはさいの目状に切り、水につけてでんぷんをとっておく。(キッチンペーパーでよく
ふいておく)

・バターを泡状になるまで熱し、じゃがいもと甘栗を入れ、ソテーする。

・仕上げに塩・こしょうをふる。

★バーニャカウダ

・にんにくをなべに入れ、牛乳と水(=1:1)で割ったものをひたひたに注いで湯でこぼす。
 (これを3回繰り返す)

・にんにくと重さにして同量のアンチョビをすりつぶす。

・にんにくの重さの2倍の量のEXVオリーブオイルをなべに入れる。
 にんにくをすりつぶし、アンチョビと一緒になべにいれて、火に掛ける。

・ぐつぐつしてきたら火から下ろし、バーニャカウダ用の容器に移す。

--- --- ---
ケーキとチキンは時間に余裕を持っておいたので大丈夫でしたが、
意外とあわてたのがバーニャカウダのにんにくの湯でこぼしです。

目を離しているとあっという間に吹き零れます(!)
みごとに3回とも吹き零れ・・。

また、作りながら思ったことは、限られたスペースをうまく使えるように、
効率よく調理しながら効率よく片付けもしなくてはならないこと。

いつもの料理のように、後でまとめて洗おうと思っていたら、流しがいっぱいに!

お鍋やスパチュラなど、同じものを何回も使うことになる場合、
洗うゆとりや時間も計算に入れておかないと、
時間がどんどんずれちゃいます。

作り終わった後、台所はてんこ盛り(!)になっていました。笑

でも、
ずっと通しでお料理・・楽しかった^○^!!
もっとお料理上手になりたいです・・★
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# by lovely-recipe | 2009-12-24 23:27 | 試作・レシピ・作ったもの
今年のクリスマスは、どこもお財布さみしい世の中とあって、
家で過ごす人が多いらしい。

私もその中の一人に参加。

お財布の中身を守りたいのもあるけれど(^^;
なにより、今年はクリスマスのテーブルをアレンジしたいのです。

メニュー(予定)は、
★ケーキ(いちごショート)
★鶏の骨付きモモ肉のソテー 白ワインビネガー風味
★付け合せ ジャガイモと栗のソテー
&なにか一品(簡単にできるもの)

テーブルの小道具は
★クロス(新品。特別な日用に買ったお気に入りのもの)
★キャンドル(小さいもの)

ざっくりとこんな感じで、とりあえずお店の物色も兼ねて
自由が丘へ。

cuocaと東急を往復して、
予定のメニューをもう一度見直し。

栗のソテーの栗は、水煮の予定でしたが思った以上に高く、
お財布の都合で、甘栗に変更。

「なにか一品」は、
野菜をつけてそのまま食べられるバーニャカウダに決定。

その後、目黒アトレでケーキを見て回る。
明日のケーキのデコレーションの参考になるものはないか、と見学です。

パテイシエの作るケーキはとっても可愛くて、綺麗~。

私にもできることはないかな~とヒントを探してあちこち歩いてみました。
とりえず・・・
ショートケーキのいちごはツヤツヤにすべし!と悟る。

グラサージュ・・・はちょっと敷居が高い気がするので、家にある粉ゼラチンで代用
することにする。

ケーキとメインディッシュ、バーニャカウダとテーブルの用意。
7時までにできるかな?

--- --- ---
途中、cuocaでクローブを発見。
ホールもパウダーも両方あるのね。一応、ホールのものを購入。お値段は300円程度でした。

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# by lovely-recipe | 2009-12-23 16:24 | 試作・レシピ・作ったもの
「ジュリーアンドジュリア」を観て。

遠く時代を隔てて実在したジュリアとジュリー。
駐在員の妻として生きたジュリアと、911事件の保険のオペレーターをしていた
ジュリーの間にあるのは、50年という月日。

生きた場所も時代も違う二人だけど、
共通しているのは料理への憧れと、
その「思い」を「実行」した、行動力。

人の思いは時間を越える、という言葉を聞いたことがあるけれど、
この物語を見て、改めてこの言葉を思い出しました。

一生懸命行動することは、夢を現実にしてくれる。
そして、そういう思いは、人を元気にしてくれる。

この物語を見終わって・・・結局、とっても勇気づけられました。

* * *

この映画は、実在のジュリア・チャイルドと、ジュリー・パウウェルの物語。

30代半ばにしてパリのコルドン・ブルーに入ったジュリアは、
主婦向けのクラスではなく、軍人のシェフしかいない、プロフェッショナル向けのクラスに飛び込む。

野菜を切るのも不慣れなジュリアは、
はじめはクラスの中で浮いた存在でありながらも、家に帰って山盛りに野菜を刻んで
練習して、あっという間にクラスになじんでしまう。

一方、30代を間近に控え、地味なオペレーターの仕事をこなす毎日のジュリーは、
周囲の友達が次々にキャリアを積んでいくのを目の当たりにして、不安を抱える。

そして、料理が好きだったジュリーは、自分を変えるため、かつてアメリカにフランス料理を広め、
一大旋風を巻き起こしたジュリア・チャイルドのレシピ、524品を365日で作り、それを
毎日ブログに記録することを決意する---。

社会人になってから、あるいは結婚してから、新しいこと、何か大きなことに挑戦するのには、
勇気がいります。

自分の希望通りに行動したとしても、周囲の環境が都合よく動いてくれるとは、限らないから。

ジュリアはプロフェッショナルのクラスでたった一人の主婦で、周囲の視線は冷たかったし、
ジュリーは毎日定時まで仕事をこなさなければならず、料理に挑戦するのはそのあとだった。

でも、二人ががんばれたのは、
目標がはっきりしていたからだと、私は思う。

ジュリアは、コルドン・ブルーでディプロマを取得する、というゴールをもうけた。
ジュリーは、524のレシピを、365日で作る、という期限をもうけた。


二人は途中、さまざまな困難に出会う。

コルドン・ブルーの責任者はアメリカ人のジュリアがフランス料理を学ぶことが
気に入らないようで・・・ジュリアがディプロマを取ろうとしていることに、やたらと冷たい。

ジュリーはブログの存在が上司にばれてお目玉をもらったり、
料理がうまくいかず、ヒステリーを起こしてパートナーをケンカしてしまう。

それでも二人が進んでいけたのは、めざすものを心に決めていたから。

迷っても、途中で止まっても、向かうところが決まっていれば、
またやり直せる。

この物語をみて、目標を持つことの大切さを、改めて感じました。

* * *

夢に期限を与えると、それは予定に代わる、という言葉を聞いたことがあります。
524のレシピをただ作るのではなく、365日で作る、という具合に。

私の本棚にも、憧れの料理研究家の料理本がいっぱいあるのに。
今まで作ったものは、
作れそうなものか、気が向いたものだけ・・。

ジュリーは自分の掲げた目標を実行しながら、何度も困難にぶち当たったけれど、
結局それをやり遂げて、大きく変わりました。

物書きになりたい、と思っていた彼女は、料理ブログを通して、その体験記を記し、作家デビューも
果たしたのです。

小さなことでも、少しくらいイヤなことがあっても、続けること。やり通す事の素晴らしさが、
この物語にはあふれています。

ジュリアはなんとかコルドン・ブルーでディプロマを取得した後、理解ある夫の支えと、友人に
恵まれ、50代で料理本を出版することになります。

でも、それまでの道のりは苦難の連続。
夫の赴任先の変更に、未知の出版業界。いくつか出版社にも断られ、
時間は刻々と過ぎていきますが、そこでジュリアが言ったせりふがとても印象的。

「このままでは、今まで私が行ってきたことが、すべて無駄になってしまう・・・」

ジュリアはただの料理好きの主婦ではないのです。
料理を研究し、それを人々に広めること。自分の行ってきたことを形にし、人々の役に立てる
ことを、見据えていたのです。

ジュリアは、時折こう言います。
「私は、本気なの」。

上流社会の奥様の道楽についていけなかったジュリアは、一生懸命に学んだ料理を
裕福な奥様の趣味、と思われることを、とても嫌いました。

コルドン・ブルーを出た後、彼女は友人たちと料理教室を開きます。
そして、本の出版へと取り掛かり、それが一時暗礁に乗り上げると、夫のすすめでなんとテレビ番組に!

彼女の夢はどんどん成長していきます。
彼女の夢は、生きているのです。

晩年、念願かなって彼女のレシピ本は出版されることになります。

しかし、本の出版にジュリアがこだわったのは、それがかたちになって残るものだから
ではないでしょうか。
生きた夢を残せる、最良のものとして、本を選んだのではないか、と思います。

そして現に・・・
その本は50年後、ジュリー・パウウェルというひとりの女性の手に届き、彼女に夢を与え、そして
人生までも変えてしまう。

ジュリーもブログの立ち上げから、毎日の料理作り、そしてブログが人気を博してからは
出版社とやりとりするようになり・・・と、
どんどん夢を成長させていきます。

ジュリーは言います。
「ジュリアは、海でおぼれていた私を助けてくれた」

人生に迷い、自信をなくしていた自分に、目標を与えてくれた。
ジュリアの生き方が、ジュリーのみちしるべとなった。
それは、ジュリアの残した本の中に、今でもジュリアの夢が生き続けているからかもしれません。

夢は生き物。
ひとつひとつ行動する、という力を与えてあげることが、夢にいのちを吹き込むことなのかも
しれません。
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# by lovely-recipe | 2009-12-22 23:58 | ジュリー&ジュリア
映画「ジュリー&ジュリア」を観に日比谷へ。

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ずっと観たかったこの映画。
アメリカにフランス料理を広めた料理研究家、ジュリア・チャイルド
と、彼女に憧れてフランス料理を作り始めたジュリア・パウウェル、
実在の二人の女性の物語です。

ジュリアを演じるのは、大女優メイル・ストリープ。
美味しそうで可愛いフランス料理。
予告を観るだけでドキドキしてしまうこの映画。

自宅から一番近い日比谷の映画館に行くと、
予定していた上映時刻の回はほぼ満席。

仕方なく、次回の上映を観ることにして、時間をつぶしました。

その間・・・いろいろと考えたこと。

* * *

私がこの映画を知ったのは、12月のはじめ。
ある映画を観に行ったとき、CMのように流れてきた「予告編」を観ました。

メリル・ストリープが演じるかなり個性的なジュリア、パリ、フランス料理、
そして現代のニューヨークで自分の人生に迷いながら、ジュリアの生き方に
希望を見出す、もう一人の主人公、ジュリー。

「この物語は、実在する二人の女性のトゥルー・ストーリー」と字幕が出たとき、
絶対観たい!!
と思いました。

料理研究家に憧れ、奮闘するジュリーが、自分と重なったのかも知れません。
でもまだこのとき、(12月はじめのころ)
私はこの映画の料理研究家、ジュリアが通った料理学校がコルドン・ブルーだと
気づいていませんでした。

そして、コルドン・ブルーでこのブログコンテストが実施されていることも、気づいていませんでした。

* * *

それから少し日が経ち、
12月16日の夜に、私はコルドン・ブルーからのダイレクトメールで、
私の憧れる料理学校、コルドン・ブルーが「ジュリーアンドジュリア」の上映を記念して、
ブログコンテストを行うこと、
そして何より、ジュリア・チャイルドが通ったのはコルドン・ブルーであることに気がつくの
ですが・・・。

ブログコンテストのページを見て驚いたのは、
この映画の原作者、ジュリー・パウウェルは「ブログで人生を変えた人」だということ。

ブログを作ったことのない私にとっては、夢のような一文でした。
日本でも、ブログで本を出した人の話はよく聞くけれど、
フランス料理に憧れる、私と年齢も近い、同時代に生きる人が、実際に夢を叶えていった。

彼女は今日も、私のいる日本とは遠くはなれた外国でちゃんと生きている。

私はこれから、彼女が経験した人生の一部を映画というかたちで観るのだ。
映画は演じている女優さんが出ているもので、もちろん、映画である以上すべてが事実ではない。
でも、
この映画自体が、ジュリー・パウウェルの作品のひとつで・・・つまり、
彼女はもう成功した、という証なのだ。

・・・日比谷の街を散策しながら、そんなことを考えていました。

「料理好きの人がたくさんいるってことかな、フランス料理の人気かな」
「主演がメリル・ストリープだよー、絶対ハズレるわけないよ」
こんなことを話しながら、心は少しだけ、うわの空でした。

あと少しで上映時間となり、
2時間ほど前に引き返した映画館への道のりを戻っていくと、
「ジュリーアンドジュリア」の看板が見えました。

幸せそうに笑うジュリアと、なにやら試作中らしいジュリーのイメージ写真。

ジュリーはこの映画の公開や、今の自分を、どんな風に考えているのだろう。

そう思うと、
すごく観たいけど、ちょっと怖い気もしました。

数日前から急いでブログを作り始めたけれど、まだまだ、どうしていいのか、
こんなままでいいのか、迷ったり、考えてばかりだったから。

でも、そんな気持ちに重なって、どこかワクワクしている気持ちもありました。

少しでもいいから、私もヒントが欲しい。
料理ブログを作ることも、この映画を観ることも、結局ただの「挑戦」に終わるかもしれない。
それは、小さな恐怖心。

でも、このワクワクの芽を摘んでしまうこともできない。
やっぱりお料理が好きだから。
可愛くて、美味しくて、たくさん笑顔が見られるお料理を作れる人になりたいから。

* * *

映画館は大きくはないけれど、一列ごとにきちんと段が設けてあって、スクリーンが前の人の
頭にかぶらないようになっていました。
これなら安心。

ジュリーとジュリアに会えるまでもう少し・・・。

・・・こんな気持ちで映画を観るのは、初めてでした。
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# by lovely-recipe | 2009-12-22 23:30 | ジュリー&ジュリア