芽キャベツと小たまねぎ
2010年 01月 08日
似たようなミニチュア野菜だけれど、育ちはちょっと違う。
★小玉ねぎ
玉ねぎを密植して、小型化したもの。
味、形、ともに玉ねぎとまったく同じ。
★芽キャベツ
キャベツと同じ祖先、青汁でおなじみの「ケール」から
派生した野菜。
ベルギーのブリュッセルで生まれた改良品種のため、フランス語では
シュー・ド・ブリュッセル(chou de Bruxelles)と呼ばれている。
茎の側面を囲むようにびっしりと60~70個できるので、
子孫繁栄の縁起物として結婚式のお料理に使われることもある。
灰汁が強いので、下茹でしてあく抜きをするとよい。
甘みもあるが少々の苦味もある。
* * *
どんな食材なのか知るために、茹でただけの小たまねぎと芽キャベツを食べてみました。
小玉ねぎは甘みもあって柔らかく、「玉ねぎの赤ちゃん」のよう。
火の通りも早いので、手のかからない赤ちゃんです。
皮をむくときだけは、少し手が掛かります。小さくて皮が薄いので、ツルツル滑ってなかなか
剥けません。少し水に漬けておくと、皮が湿るのでよいようです。
芽キャベツは茹でると鮮やかな緑に変わり、
葉が重なっているため少々歯ごたえがありました。味はキャベツと近いものがありますが、
苦味が結構強い。
下茹で必須です!!
茎はいっそう甘いので、その部分はキャベツとよく似ています。